六成会は旧農林化学科・農芸化学科の流れをくむ同窓会です。現在、農学研究科応用生命科学専攻の11研究室(細胞生化学、生体高分子化学、生物調節化学、化学生態学、植物栄養学、エネルギー変換細胞学、発酵生理及び醸造学、制御発酵学、生体機能化学、生物機能制御化学、応用構造生物学)と生命科学研究科の2研究室(分子細胞育種学、植物分子生物学)、応用生命科学専攻協力講座の5研究室(分子生体触媒化学、分子微生物科学、森林圏遺伝子統御学、森林代謝機能化学、木質バイオマス変換化学)、加えて、産学共同講座「産業微生物学」の学生と教職員で構成されています。
令和7年4月には、学部1回生49名が入学しました。大学院には応用生命科学専攻修士に65名(留学生10名)が入学し、同博士後期課程に15名(留学生3名)が進学しました(編入学2名含む)。また、生命科学研究科の2研究室には5名が修士課程に進学しました。入学式当日には新入生歓迎会を生協吉田食堂にて開催しました。ジュースやお茶で乾杯して軽食を食べながら、新入生の上手な自己紹介を皆で聞き、とても楽しい有意義な時間を過ごしました。
教員の異動については、制御発酵学分野 阪井康能教授と生物機能制御化学分野 三芳秀人教授が令和6年度末をもって定年退職されました。長年の本学科・本専攻における教育と研究へのご貢献に深く感謝申し上げます。阪井名誉教授は大学院総合生存学館において、非常勤講師・非常勤研究員として引き続き本学に在籍されています。新規採用としては、細胞生化学分野 永田紅助教(令和6年11月、同分野特任助教から)、生物機能制御化学分野 高岡洋輔教授(令和7年4月、東北大学から)が着任しました。また、制御発酵学 由里本博也准教授が教授に昇任しました(同4月)。
主要行事としては、農学部グランドでの研究室対抗ソフトボール大会が、スポーツ委員を中心に開催されました。例年にも増して熱戦が繰り広げられ、春季大会は生物調節化学分野が、秋季大会は化学生態学分野が優勝しました。もう一つの主要行事である予餞会は、令和7年2月に時計台国際交流ホールで開催し、盛況に終えることができました。これからも六成会のつながりと伝統を継続させていきたいと考えております。会員の皆様には、くれぐれもご自愛の上、今後とも六成会へのご支援をよろしくお願い申し上げます。